患者参画型看護
固定チーム継続受け持ち看護方式

看護理念のもと、固定チーム継続受け持ち方式を取り入れ、入院から退院まで一人の看護師が責任をもってお世話します。また、ウォーキングカンファレンスで患者さんの要望をお聞きし、個人を尊重した看護計画に役立てています。終末期には最後まで人として、その方の人生を大切にケアします。さらに看護師一人ひとりを大切に、目を向け、手を添え、耳を傾け、成長を支援させていただきます。
ウォーキングカンファレンス

「情報はベットサイドに。」朝夕、チームメンバー全員が担当する患者さんのベッドサイドに伺い、患者さんの心身の観察をおこなっています。また、患者さんの今日1日のスケジュールを伝え、患者さんの希望、要望を伺い、患者主体の話し合いの場を持ちます。(患者さま主体の医療の実践とともに実務での新人教育の場ともなります)。
グリーフケアにつながる逝去時の看護

遺族が「悲嘆(GRIEF)」と向き合い、乗り越えていく「グリーフワーク」を支えて見守ること、それが「グリーフケア」です。
その1つとして看護ケアである「エンゼルメイク」を含めた退院までの準備としておこなっています。
亡くなられてもその人自身に変わりはありません。その人個人の尊厳を守り丁寧にケアすることは、悲嘆におられる家族のケアにつながります。死体ではなく人として倫理感を高く持って看護していきたいと考えます。