看護師の声

北3病棟看護師
信頼関係が大切
- お名前
- 宮島明日香
- 出身地
- 静岡県
- 出身校
- 組合立静岡県中部看護専門学校
- キャリア
- 9年
リハビリ病棟は患者さんの社会復帰を目的として、日常生活動作と生活の質の向上在宅復帰を目指して集中的なリハビリを行う病棟です。
患者さんの生活背景や、退院後の生活を見据えながらその方にあったリハビリが出来るように、医師・看護師・看護補助者・理学療法士・作業療法士・言語療法士・ソーシャルワーカー・栄養士・薬剤師が連携をとり1日でも早く患者さんが社会復帰出来るよう支援しています
また、パートナーシステムを取り入れ、常にスタッフ同士で相談、協力できる看護体制をとっています。
忙しい中でも看護が出来る環境作りを目指し、患者さんと関われる時間を増やし、患者さんの満足度と、働く看護師の満足度を増やす取り組みを行い頑張っています。
看護では、「患者さん一人ひとりを大切に」の看護部目標を柱に、自分が患者だったら、家族だったらどう思うか考えながら看護しています。患者さんの訴えに耳を傾け患者さんの目標とするものや、退院後の生活について一緒に考えていくような看護を目指しています。
回復期病棟が開棟し1年が経過しますが、近隣住民の方からは、近くにリハビリが出来る病院が出来て良かったと言う言葉が多く寄せられます。地域の方に信頼、期待される病棟にさらにしていきたいと思っています。
私は3人目の育児休暇後から北3病棟に配属になりました。
おおぞら保育所に子供を預けながら勤務しています。子供たちの行事や急な体調不良の時など勤務調整をして頂けてとても働きやすい職場です。忙しいですが、スタッフや患者さんの笑顔に助けられながら仕事が出来ています。
回復期病棟は、退院にむけ生活背景や家族背景・日常生活動作などトータル的に判断し、患者さん一人一人に合った看護が必要とされます。患者さんや家族の方が心配なこと、こういう生活がしたいなどの思いを表出しやすい関係を築いていくためには信頼関係が大切であると考えます。看護師の一方的な考えではなく、患者さん・家族・多職種がチームとなり同じ目標に向かいリハビリが行えるよう、コミュニケーションをとることを大事にしています。
患者さんや家族の方が笑顔で退院されていく姿をみると、安心とともにやりがいを感じることができます。